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オフィスでの昼食後も集中力アップ!昼寝のすすめ


社内コミュニケーション活性化

食事の後は眠くなってしまい、業務に集中できないという方は多いのではないでしょうか。近年、集中力アップの為の対策として「昼寝」が注目されています。本記事では企業に昼寝制度を導入するメリットや注意点について解説していきます。


目次


 

睡眠不足が与える悪影響

現代人は忙しく働いているため、睡眠時間を十分に確保することが難しいかもしれません。しかし、睡眠不足は日常生活や仕事において、集中力・判断力の低下、ミスの多発による効率の低下、ストレスによる慢性的な不眠症やうつ病の危険性など様々な悪影響を及ぼします。

十分な睡眠をとることで、健康で生産的な職場環境を実現することができます。





昼寝を導入するメリット

睡眠不足解消や食事後の眠気解消のために昼寝を導入することにはいくつかのメリットがあります。


生産性の向上

昼寝をすることで、生産性が向上します。昼食後は午前の疲れが蓄積されるとともに、体内リズムが崩れ、パフォーマンスが落ちる時間帯です。昼寝をすることで、疲れがとれ、脳の活性化が促進されます。これにより、集中力が回復し、仕事に取り組む意欲が高まります。

実際にアメリカ航空宇宙局(NASA)が1995年に行った実験によると、宇宙飛行士が昼寝(平均26分間)を取り入れたことで認知能力が34%、注意力が54%向上したという結果が出ています。



ミスやミステイクの防止

睡眠不足は、細かいミスやミステイクを引き起こす原因の1つです。昼寝をすることで、疲れをとり、脳の活性化が促進されるため、ミスやミステイクを減らすことができます。ミスを減らすことで業務効率もアップします。


健康的な体調管理

疲れがたまっていると、ストレス耐性が低下し、ストレスに敏感になりますが、昼寝をすることで疲れがとれ、ストレスも軽減されます。また、短時間の昼寝をすることで、血圧の低下や心臓疾患の予防や免疫力の向上など、健康管理にも役立ちます。





昼寝をする際の注意点

生産性や健康管理のために有効な昼寝ですが、注意点もいくつかあります。


静かな場所で昼寝をする

騒音や明るさがある場所では、睡眠の質が低下してしまいます。話し声が聞こえない静かな場所で昼寝をすることが望ましいです。また、ちょっとした寝具や枕を用意することで、快適な睡眠環境を作ることができます。


横にならない

体勢にも注意が必要です。横になりすぎると、寝過ぎてしまったり、体の血流が悪くなり体調不良を引き起こしてしまうことがあります。最適な姿勢は、リクライニングシートに座った状態で、背もたれに体重を預けるようにすることです。


寝過ぎないように気をつける

睡眠時間が長すぎると、自律神経が乱れたり、ノンレム睡眠時に緩んでいた脳内の血管が急激に収縮したりするなどの現象が発生します。その結果、寝てもだるさを感じたり、また眠気が襲ったりする可能性が高くなります。昼寝は15分〜長くても30分程度の短時間の睡眠が最適です。このような短時間の睡眠をとることで、脳の活性化が促進され、集中力が回復します。さらに、疲れがとれ、ストレスも軽減されるため、仕事に集中できるようになります。


周囲の目を気にする

たとえ昼寝が企業で導入されている制度だとしても、業務をしている横で昼寝をしている人がいるのはあまり良い気持ちではないと思う人がいるかもしれません。休憩室など自席以外の場所で昼寝をするようにしましょう。



昼寝制度の導入事例

会社の制度として昼寝を導入している企業の事例をご紹介します。


三菱地所株式会社では仮眠制度を設け、仮眠室が整備されています。また、リクライニングソファや耳栓などの睡眠しやすいツールが用意されており、事前予約で30分まで仮眠室を利用できます。

制度導入の前に社内で生産性や夜間の睡眠の影響などを調査する実証実験が行われており、実験に参加した社員の3分の2が仮眠によって生産性が向上したと回答しています。


GMOインターネット株式会社では、頭をクリアな状態にしてクリエイティブな発想を生み出すために、20分程度の仮眠を社員に推奨しています。12:30~13:30の間、会議室を昼寝スペースとして開放しており、誰でも気軽にお昼寝ができる環境を整えています。また、12:00~20:00に上限30分で利用できる、予約制の昼寝スペースもあります。



西川株式会社では、従業員の健康増進の軸から仮眠に着目し、「ちょっと寝ルーム」を設けています。このルームは、日本睡眠科学研究所の監修のもと、効率の良い仮眠環境をコーディネートしているのがポイントです。また、快適で効率的なパワーナップを実現できる施設やノウハウを社外にワンパッケージにして提案しています。




昼寝をして昼食後の業務効率をあげよう

本記事では昼寝のメリットや注意点について解説しました。

昼寝は効果的に導入することで業務効率のアップやストレス軽減など様々なメリットがあります。昼食後はつい眠くなって集中力が途切れがちなので、ぜひ昼寝をして業務効率をあげましょう。


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