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今更聞けない!SDGsとは?何から始めれば良いの?



最近ニュースなどで耳にする機会が増えた「SDGs」。なんとなく良いことなんだろうな、という印象は持ちつつも、実際どんな取り組みなのか分かっていない人も少なくないのでは無いでしょうか。本記事ではSDGsについて解説し、企業への関わりや導入事例について解説していきいます。


目次

 ・経済的メリット

 ・社会的メリット

 ・環境的メリット

 ・スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

 ・株式会社相鉄ビルマネジメント

 ・株式会社ロスゼロ

 ・目標設定

 ・社内体制を整える

 ・ステークホルダーへの情報発信

 ・取り組みの継続性


 


SDGsとは?

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」という意味を持ちます。国連が採択した2030年までに達成を目指す17の目標と169のターゲットから成る国際的な取り組みです。地球環境はCO2排出量の増加による温暖化、異常気象や自然災害の増加など深刻な課題を数多く抱えています。私たちが暮らす世界をより良い場所にするために、経済的成長・社会的包摂・環境の持続可能性をバランス良く推進することを目指しています。

17の目標は以下の通りです。いくつか見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。


・目標1:貧困をなくそう

・目標2:飢餓をゼロに

・目標3:すべての人に健康と福祉を

・目標4:質の高い教育をみんなに

・目標5:ジェンダー平等を実現しよう

・目標6:安全な水とトイレを世界中に

・目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに

・目標8:働きがいも経済成長も

・目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう

・目標10:人や国の不平等さをなくそう

・目標11:住み続けられるまちづくりを

・目標12:つくる責任つかう責任

・目標13:気候変動に具体的な対策を

・目標14:海の豊かさを守ろう

・目標15:陸の豊かさも守ろう

・目標16:平和と公正をすべての人に

・目標17:パートナーシップで目標を達成しよう



企業がSDGsを導入するメリット

SDGを導入する企業が増えていますが、企業がSDGsを導入することで、主に3つのメリットがあります。


【経済的メリット】

経済的メリットとして、コスト削減が挙げられます。環境負荷を軽減する取り組みを進めることで、エネルギーや資源の効率的な利用が可能となり、コスト削減が実現できます。また、SDGsに関連する新規市場が広がっており、企業は新たな技術やアイデアの開発に取り組む機会を増やすことで、競争力の向上につなげることができます。さらに、SDGsに取り組むことで企業のブランディング効果も高まり、顧客やビジネスパートナーからの評価を向上させることができます。


【社会的メリット】

社会的メリットとして、社会貢献があります。SDGsを取り組む企業は、地域や国際社会の課題解決に寄与し、その評価が高ります。また、SDGsの取り組みを通じて、企業は従業員に対し意義ある仕事を提供することで、従業員の満足度が高まり、生産性の向上が期待できます。


【環境的メリット】

環境的メリットとして、SDGsに取り組むことで、環境負荷を削減し地球環境の保護に貢献できます。具体的には省エネルギー・リサイクル・廃棄物削減などの取り組みが挙げられます。これらの活動を通じて、企業は持続可能な社会の実現に向けて積極的な役割を果たします。



成功企業はどんなことをしている?SDGs導入事例

SDGsを導入することでメリットがあることは分かりましたが、具体的にどのような取り組みがあるのでしょうか。取り組みをおこなっている企業の事例を見ていきましょう。


スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

スターバックスは閉店が近づくと在庫状況に応じて焼き菓子を20%OFFで販売(目標2:飢餓をゼロに)、ドリンクに使用するミルクの紙パックのリサイクル(目標12:つくる責任つかう責任)、タンブラー利用で割引サービスを実施することで紙の利用を減らす(目標15:陸の豊かさも守ろう)などの取り組みをおこなっています。

そのほか繰り返し使えるカップを提供する実証実験などを積極的におこなっています。


株式会社相鉄ビルマネジメント

相鉄ビルマネジメントが運営する相鉄ジョイナスでは、不要なT シャツとジョイナスで利用できる 500 円クーポン券と交換する、「T シャツ下取りキャンペーン」(目標1:貧困をなくそう、目標10:人や国の不平等をなくそう)を行いました。(キャンペーンは終了しています)

また、ジョイナスに入店している店舗が実施しているSDGsについての取り組みを宣伝するなど、会社だけではなくジョイナスの店舗全体でSDGsに積極的に取り組んでいます。


株式会社ロスゼロ

規格外品・過剰在庫を、美味しく食べられるうちに販売するインターネットサイト「ロスゼロ」や「ロスゼロ食堂」の運営(目標12:つくる責任、つかう責任)をおこなっているほか、食品ロス・SDGsに関する情報発信や食品ロス削減に関わるコンサルタントなど、SDGsに関する事業を中心に展開しています。



SDGs導入の注意点

メリットが多く、様々な企業がSDGsに関する取り組みや事業をおこなっており、良いことだらけのように感じますが、SDGsを企業活動に導入する際には、以下の注意点を押さえておくことが重要です。これらのポイントを意識して、効果的な取り組みを進めましょう。


【目標設定】

具体的で実現可能な目標設定が重要です。企業のビジョンや事業領域に沿ったSDGsの目標を選び、達成可能な範囲で具体的な計画を立てましょう。明確な目標設定は、取り組みの方向性を示し、組織全体の意識統一にも役立ちます。


【社内体制を整える】

経営層から現場まで、組織全体でSDGsに向けた取り組みを進める社内体制を作りましょう。また、社員教育や情報共有の仕組みを整備することで、社内での理解を深めることができます。


【ステークホルダーへの情報発信】

企業のSDGsへの取り組みを、顧客や投資家、地域社会などのステークホルダーに対して積極的に発信しましょう。情報発信を通じて、企業の取り組みの評価や信頼を高めることができます。


【取り組みの継続性】

継続性を意識して取り組みましょう。SDGsの目標達成は長期的な視点が求められるため、短期的な成果に囚われず、持続可能な取り組みを進めることが大切です。



簡単に導入できる取り組みは?

いくつか事例を挙げましたが、新たな商品を開発したりキャンペーンを行ったり、正直真似しようと思っても手間やコストがかかりますよね。また、17の目標のうちどれを導入するかも迷うところです。そこで簡単に導入できるおすすめの取り組みを紹介します。


・節電・節水を心がける(目標13:気候変動に具体的な対策を)

・公共交通機関を利用する(目標13:気候変動に具体的な対策を)

・フードロスを減らす(目標12:つくる責任つかう責任)

・再利用・リサイクルを積極的に行う(目標13〜目標15)


企業ではもちろんですが個人でもできるのでぜひ今日からやってみましょう!





SDGs導入で企業価値を高めよう!おすすめは「社食デリ」

本記事ではSDGsの導入事例やこれから導入する際の注意点を解説しました。これらのポイントを押さえつつ、事例を参考に自社に合った取り組みを導入し、企業価値を高めていきましょう。

社食DELIは毎日いろいろなお弁当屋さんのお弁当を数十種類販売します。お弁当屋さんが食材を大量仕入れすることや、従業員が飽きることなく毎日様々な食事をしつつも肉や野菜を余らせないことは、フードロスを減らすことに繋がります(目標12:つくる責任つかう責任)。初期費用をかけず簡単に導入できますのでぜひご検討ください!

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